FPが教える!学資保険に入る必要のないパパママ、入るべきパパママの特徴は?

学資保険は多くのパパママに人気の教育費の準備方法ですが、中には学資保険がいらないパパママも当然います!

学資保険のメリットとデメリットをしっかりと把握して、自分には学資保険が必要なのかどうか、しっかりと確認しておくことが大切です。

ここではファイナンシャルプランナーの視点で、学資保険が必要であろうパパママの特徴と学資保険がなくても大丈夫!というパパママの特徴を紹介していきます。

目次

まずは確認!学資保険のメリットとデメリット!

学資保険が我が家のベストな教育費準備方法か考える前に、まずは学資保険のメリットとデメリットを簡単に把握しておきましょう!

学資保険のメリット
・学資金が確保される
・受取る額が増える
・保障面の充実
・税制面で優遇される
・強制貯蓄で無理なく貯まる
学資保険のデメリット
・途中解約で損をする
・長期間お金を動かせない
・金利が固定されている
・加入できない場合もある
・投資より利率は低い

全てにおいてパーフェクトな金融商品は存在しないので、様々な金融商品を組み合わせてデメリットを上手くカバーするような形に出来ればベターですね。

学資保険のメリットとデメリットをしっかり知りたいパパママは以下の記事に!

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FPが教える!学資保険に入る必要のないパパママの特徴とは?

まず一般的に少数派である学資保険に入る必要のないであろうパパママの特徴をあげていきます。

学資保険は不要なパパママ
・既に潤沢な教育資金がある
・自分で資産運用ができる
・貯蓄を計画的にできる
・生命保険など保障もいらない

主に上記4つが学資保険を必要としないパパママの特徴となります。

学資保険いらないパパママの特徴1「経済面の余裕がある」

1つ目はこれ!既に将来必要な教育資金の目途が預貯金を中心とした資産で準備が出来ているパパママです。

潤沢な教育資金の確保が出来るのであれば、学資保険を検討する必要は特別ないと言えるでしょう。

ただ自分で資産運用をする時間がない場合や流動性は高いけど増えることはほぼ皆無である預貯金で保有しているのであれば学資保険に変えておくのはオススメ方法と言えます。

その場合、返戻率を一番高くする契約方法である保険料の一括払込をすることで現状の学資保険の最高返戻率を実現することが出来てしまいます。

学資保険いらないパパママの特徴2「自分で資産運用できる」

二番目はこれ。パパママ自身で株式投資などを中心に資産運用ができるという場合です。

学資保険の運用先は日本国債なので、マイナス金利の影響で増える金額もわずかと言えます。

それでもソニー生命の学資保険などであれば、時間を味方にすることで返戻率110%近くを目指すことは出来ます。

ただ学資保険は契約時の金利が固定される金融商品なので、金利が上がった時に良い商品への乗り換えなどが出来ません。

その点、自分で資産運用できるパパママであればこのデメリットはなくなります。

学資保険いらないパパママの特徴3「計画的な貯蓄ができる」

貯蓄の王道的手法に貯蓄分を収入から先に分けておく「先取り貯蓄」がありますが、財形や投資や個人年金などなど、将来を見据え計画的に毎月貯蓄を進めていけるパパママには必ずしも学資保険である理由は小さくなります。

毎月の金額の大小関係なく、必ず毎月決められた金額を貯めることが出来るのであれば、児童手当をそのまま学資保険に切り替えておくだけで、様々なメリットだけを享受できるのでおすすめです。

学資保険いらないパパママの特徴4「保障もいらない」

学資保険の最大のメリットは契約者の万が一の際には、保険料の払込はストップされ、さらに将来受取る学資金を全て確保できる点にあります。

ただこの保障分もいらない、契約者であるパパが亡くなっても、残された遺族の生活を狂わすことのない潤沢な資産がある!

というパパママには学資保険はおろか、生命保険の死亡保障も、医療保険もいらないと言えるでしょう。

あと、学資保険が必要ではないパパママとは少しニュアンスが違いますが、現在の収入が安定していない場合などは学資保険への加入はおすすめしません!

学資保険の魅力はあくまで長期間の保険料払込を続けられるかどうかにあります。

収入の不安定、途中解約の可能性があるのあれば、その期間は流動性の高い預貯金で資産を持っておきましょう。

FPが教える!学資保険に入るべきパパママの特徴とは?

続いて、学資保険に入るべきパパママの特徴についてファイナンシャルプランナーとしてあげていきます。

学資保険が必要なパパママ
・毎月の貯蓄が苦手
・投資のスキルがない

と、主に上記3つになります。

学資保険が必要パパママの特徴1「貯蓄が苦手」

まずは何よりこれ!貯蓄に苦手意識を持っているパパママは学資保険に加入すべきです。

特に子供が産まれてある程度のまとまった貯金がないのであれば、出来るだけ早い時期のライフプランシミュレーションをしてもらい、学資保険を少額でも始めるべきです。

子どもが生まれることで、児童手当を中学校卒業までの合計で198万円をお住まいの自治体から受取ることが出来ます。

仮に今までのままで生活を進めていくと、この貴重な将来の教育資金に活用できる児童手当も生活費の一部とごっちゃになり、結果貯蓄は一向に進まないなんてことも少なくありません!

児童手当の受取口座と学資保険の引き落とし口座を生活費の口座と別に準備して、児童手当で教育資金200万円を自動で作る仕組みを今から作りましょう!

このような特徴のパパママは、同時に大黒柱の万が一の際の死亡保障なども必要なので、学資保険の持つ保険料払込免除と学資金の確保という仕組みは非常に理に適った備えとなります。

貯蓄がゼロ、もしくは限りなく少額というパパママは必ず学資保険を検討しましょう!

学資保険が必要パパママの特徴2「投資はしない」

2つ目は投資をしないパパママの場合。

自分で資産運用を積極的にでき、リターンを享受するためのリスクをしっかりと容認できるのであれば学資保険は必ずしも最適な教育資金の準備手段にはなりません。

とはいえ、多くのパパママにとって時間的な余裕や投資への知識や経験がないので、学資保険は保障や返戻率、そして生命保険料控除などの様々なメリットがあるので、以前おすすめの教育資金の準備方法と言えます。

学資保険に入る必要のないパパママ・入るべきパパママの特徴 まとめ

いかがだったでしょうか?

学資保険は不要なパパママ
・既に潤沢な教育資金がある
・自分で資産運用ができる
・貯蓄を計画的にできる
・生命保険など保障もいらない
学資保険が必要なパパママ
・毎月の貯蓄が苦手
・投資のスキルがない

パパママとして子どもの将来の教育資金を準備する方法を考えた時、第一に学資保険を検討することは間違っていません!

貯蓄に自信がなければ、学資保険+大黒柱の死亡保障を最優先で考えるべきですし、貯蓄や投資などに自信があるのであっても、学資保険+余剰金での投資という組み合わせは理に適っています。

保障+返戻率+節税という3つの特徴を最大限に活かし、良い学資保険を出来るだけ早いタイミングで始めるのが良いでしょう!

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