パパママの貯蓄投資入門!金商品別リスクの違いを理解して確実にプラスのお金を作ろう!

パパママにとって将来にむけての貯蓄は必要不可欠!

日々の収入を増やし、支出を減らすことで何とか貯蓄を積みかさねていることでしょう。

今回はそんな貯蓄に励むパパママに向けて、貯蓄や投資の入門となる考え方や具体的な方法を紹介していきます。

日々の買い物をどれだけ安く買うかに労力を割くよりも数百倍効果はあるのが根本的な家計の仕組みの変更!

目次

パパママは使うお金!貯めるお金!増やすお金!と3種類に分類しよう!

お金は勝手に大きく増えるものではありません。

意識することで1年後、5年後、10年後と年月の経過とともに大きな差を生むものです。

特にこれから将来に向けて明確に○○〇万円貯蓄を作りたい!といるパパママは今すぐ意識を変える必要があります。

コツはお金を大きく3種類に分類してみること!

使えるお金。
貯めるお金。
増やすお金。

上記3種類。1つずつ説明していきますね。

お金の分類その1「使えるお金」

これは一番わかりやすいお金です。

文字通り普段使うお金で、生活費や緊急時の資金というのがこのお金の分類。

現金や普通預金など
流動性は高く、増加はほぼなし

といった特徴を持ちます。

毎月の支出を把握しているのであれば、収入から必要な額だけ分類して使うお金用の口座に入れておくもおすすめです!

お金の分類その2「貯めるお金」

つづいて貯めるお金。簡単にいうと守りの貯蓄!

ある時期に必要額が決まっていて確実に貯めていくお金のこと。

目的としては、マイホーム購入時のローン頭金や子どもの教育資金などが一般的ですね。

定期預金や個人向け国債、学資保険など。
流動性は低く、増加は少ない。

といった特徴を持ちます。

大切なのが例えば学業資金を貯めたいときには、15年後、18年後に確実に○○○万円が確保されていなればいけません。

ローン頭金も目標額を目指して貯めるものです。

つまり、途中で減額する可能性のあるお金の持ち方はNGと言えます。

減額しないけど、緩やかに増える選択肢がオススメです。

お金の分類その3「増やすお金」

3つ目のお金は増やすお金。これは貯めるお金が守りなら攻めの貯蓄となります!

家計の見直しをしっかりと済ませ、生活費や緊急時の資金や万が一のリスクに備え終え、将来の目標となる資金の確保手段を済ませる。

ここまで済んで初めて意識すべきお金。それが増やすお金です。

  • 家計の見直しで生活費把握
  • 保険や生活費の節約
  • 貯めるお金の確立
  • 積極的に増やすお金の検討

という順番です。

この順番通りにせずいきなり増やすお金ばかり意識して、様々な金融商品や手法に手を出すと損をした時に家計が大きく崩れます。

投資信託、変額保険など
流動性は低く、増加は大きい。

といった特徴を持ちます。

個人的にはあまりおすすめしない手法ではありますが、話題の仮想通貨も分類すればこの種類のお金となります。

あくまで健全な家計と将来の土台を確保したうえで、余剰金で積極的に進めるお金の持ち方。

これが増やすお金です。

3つのお金の持ち方の違いはリスクの差!ロウリスクハイリターンは存在しない!

使えるお金。貯めるお金。増やすお金。

3つのお金の違いはリスクの差とも言えます。

「リターンとリスクは比例する!!」

これは大原則です。リスクなくして増えることはありません。

預金、日本国債、外国国債、投資信託 401K、株式、FXや先物取引…

と見ていくと、左から順番にリスクは大きくなっていきます。

同時にリターンの期待も大きくなっているのが上記のような金融商品。

具体的にどんな特徴があるか金融商品の代表的なものを1つずつ簡単に説明していきます。

預貯金について

具体例 定期預金、外貨預金、仕組預金
特性 リターン✖ リスク〇 流動性〇
・低利息であるが額は目減りしない。インフレが起きると価値は低下する
・外貨預金には為替リスクは存在する

株式について

具体例 普通株、優先株、CFD
特性 リターン〇 リスク✖ 流動性〇
・値下がりリスクはあるが、長期的なリターンは債券や預金を上回る
・CFDはレバレッジがかかりハイリスク

債券について

具体例 国債、地方債、社債、MMF、CP
特性 リターン△ リスク△ 流動性△
・MMFは1万円から可能でリスクは低い
・クーポンの有無、期間の長短を選択できる

外国為替(FX)について

具体例 米ドル、ユーロ、英ポンド、NZドル、豪ドル、カナダドルなど
特性 リターン△ リスク△ 流動性〇
・レバレッジの利用可能
・長期的にみてリターンゼロのゼロサムゲーム

不動産について

具体例 住宅、オフィス、商業施設、REIT
特性 リターン〇 リスク△ 流動性✖
・毎月の安定的な収入を期待できる
・売りたいときに売れない流動性のリスクは高い

コモディティ(商品)について

具体例 金、穀物、鉱物、原油など
特性 リターン〇 リスク✖ 流動性〇
・先物も含めて上場している物については取引が容易
・期待できるリターンの分、リスクは高い

投資信託について

具体例 株式型、不動産型、商品型、債券型、バランス型など
特性 リターン〇 リスク△ 流動性△
・最低投資単位も小さく、積立可能
・販売手数料や信託報酬などのて手数料が高め

ETFについて

具体例 株式型、債券型、不動産型、商品型など
特性 リターン〇 リスク△ 流動性〇
・投資信託と同様の性質、手数料も格段に安い
・国内での商品数は少ない

オルタナティブについて

具体例 ヘッジファンド、PEファンド、ファンドオブファンズなど
特性 リターン〇 リスク△ 流動性〇
・マーケット環境によらず、高いリターンの期待が持てる
・最低投資単位が大きい

といくつか簡単な特徴を比べられるように紹介してみました。

ここで言いたいことは、増えるお金への期待であるリターン、元本割れやそれ以上の損をする可能性であるリスク、そして必要な時の現金化しやすさである資金流動性。

3つのお金の中で「増やすお金」に関しては、この3つが非常に大切な要素!

どの金融商品をみても、リターン、リスク、流動性全てが〇になる商品はありません!!

「増やすお金」の投資先は自己責任!自身の理解できないものは選ばない!!

使えるお金、貯めるお金に関しては、そこまでリスクはなく、特に努力などなく万全の体制を作ることは可能です。

ファイナンシャルプランナーなどに相談をしたり、独学で勉強をすすめ、家族が納得する家計の見直しを図り、保険などで最低限のリスクヘッジをカバーすれば良いです。

ですが、その先である増やすお金の投資先はある程度の万全な準備が必須です!!

ある程度の万全な準備とは、「自身でリスクを負える」と思えるまで。

例えば、前述した金融商品で知らない単語が出てきた商品はオススメできません。

もちろん、例えば投資信託なら担当者がいてアドバイスをくれるでしょう。

ですが損をした際に、担当者が損失を負担してくれることはありません!!リーマンショックなどで大幅に損をした顧客がいたのは記憶に新しいですね。

投資は自己責任と言うのは間違っていません。

しかし、営業担当者の勧誘文句をそのまま受取、リスクについて軽く認識したまま投資をするのは断固やめるべきです!

リスクなくしてリターンはありません!!

各金融商品別のリスクをしっかりと理解をし、万が一ではなく起きるべく可能性として覚悟ができた方のみ、リターン享受の大きい投資をするようにしましょう。

ビットコインで損をした方が昨今騒がれていますが、厳しい言い方ですがリスクは多分に存在しました。

取引所の信用性、関連法案が整っていない、ここ数年の商品です。

それで波にのった方は多すぎるリターンを得れたかもしれませんし、仮想通貨を否定はしません。

あくまで余剰金などの「増やすお金」の範囲で、自身が許容できるリスクの範囲でやる分には問題ないのです。

家計と保険の見直しで貯蓄を加速させよう!

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